中学校英文法と語彙の復習
同時に、それを使って口から英語がぱっと出るような練習をします。
日々のやりとりは英語日記で。
毎日の添削で、だんだんたくさん書けるようになってきます。
日記のネタがなくなってきたら、コーチと質問を交えたやりとり。
このやりとりの中で、自分の日常会話のネタがどんどんたまっていきます。
コーチが日々の日記を一覧表にまとめて共有するので、復習しながら使える表現を増やしましょう。

中学校英語の復習が、早ければ2ヶ月で終わります（個人のペースに合わせます）。
そろそろ実践の準備。
次のステップのオンライン英会話に向けて、英語日記を、ボイスメッセージのやりとりにします。
話せるようになってくると、「相手の言っていることがわからない」悩みが出てきます。
そこで、リスニングの練習も取り入れます。
読めないものは聞けません。
しっかり理解したスクリプトを、ディクテーションや音読、シャドーイングなどで「使い倒す」ことが大事！

中学校英語がぱっと口から出て、ある程度、自分の話ができるようになってきたら、いよいよ実践。
ご自身のペースに合わせて、オンライン英会話など、ネイティブと話す実践の場を設けます。
ネイティブとの会話は録音し、コーチがチェック。
やりっぱなしにしないで、言えなかった表現、聞き取れなかった単語などをしっかし復習します。
「単語でしか話せない」自分が、気付けば30分も英語で会話していることにびっくり！

英会話15分なんて気付けばあっという間に。
ここで満足して、旅行などで活用するのがゴールでもOK！
「もっとリスニングができるようになりたい」
「もっと複雑な文章で話したい」
「今度はTOEICにチャレンジしてみたい」
など、次の目標が見えてくる方もいます。
今後、どうやって学習を継続していくかをしっかり具体的に決めていきましょう！

まずは現状を知るために、模試を解いてみます。
TOEICに必要なのは、英語力が半分、TOEIC力とでも呼ぶべき得点力が半分。
TOEIC600点以下の方は、英語力を上げるところから。
基本的な語彙を増やすこと、英文法の復習、英文を前から読む練習を行います。
地道なトレーニングですが、懐かしさもあって楽しく進められる時期です。

基本的な力がついてきたところで、各パートを練習します。
苦手なパートを中心に行います。
リスニングでもリーディングでも、TOEICの問題自体から、実は得るものがたくさんあるんです。
特に仕事で英語を使う方にとっては、即戦力になる表現の宝庫。
TOEICの問題集を使い倒す気持ちで、精聴・精読しながら、ひとつひとつ丁寧にこなしていきます。
だいたい2回分くらいを解ければかなり目標に近づきます。

いよいよ実践編です。
この期間にTOEICの受験があれば全て受験します。
TOEICの難しいところは、300点の人から900点の人まで全て同じ問題を解かなくてはならないことです。
650点を目指す場合、全問丁寧に解いていると、最後で「解けたはずの問題が解けない時間切れ」になることがあります。
なので600点台を目指す場合に「優先的に解く問題」「後回しにする問題」の見極めが必須。
その方法を伝授します。

TOEIC650点を達成して、要件が満たされてハッピーならそれでOK！
多くの方は、
「やはり800点は欲しい」
「できれば900点は欲しい」
と上を見るようになります。
800点くらい取れるようになると、TOEIC学習で覚えた表現が実践でどんどん使えることに気付きます。
そうすると、話したい、会議でもっとコミットしたい・・・などの目標ができることも。
今後の英語学習、英語人生について、一緒に考えましょう！